窓からの隙間風に悩む方へ|防ぐための8つの対策とは?

窓からの隙間風をどうにかしたい。そう思ってこの記事を読んでいる方も数多くいらっしゃるでしょう。
いくら部屋を冷暖房で快適にしようとしても、窓からの隙間風があっては不快なうえに光熱費も無駄になってしまいます。

今回は、その悩みを解決するため、8つの対策をご紹介します。

 

窓は部屋の温度を大きく左右する

日本建材・住宅設備産業協会によると、冬の暖房時は窓から58%もの割合で熱が逃げ、冷房時は73%もの熱気が入ってくるとのデータがあります。
http://www.kensankyo.org/syoene/qanda/mado/a_9.html

窓に隙間がある場合、さらにその割合が上がることは確実です。
それらを解決するには、気密性と断熱性を高めることがカギとなります。

 

窓の気密性と断熱性を高めるためには?

窓の気密性を高めるには、サッシ、窓の隙間を埋めることです。
そうすることで、外気が部屋に入ることを防ぎ、寒さ、暑さからまもります。
一方、窓の断熱性を高めるには、窓の冷気が部屋に入らないような対策が必要です。

 

窓の気密性と断熱性を高める具体的な方法

窓の気密性と断熱性を高める具体的な方法としては、次のようなものがあります。

  • 窓に断熱シートを貼る
  • 窓に気泡緩衝材(通称プチプチ)を貼る
  • サッシにすきまテープを貼る
  • 窓際に冷気ブロックパネルを置く
  • 厚手のカーテンにする
  • カーテンボックスをかぶせる
  • カーテンの隙間をうめる
  • プラスチック製の簡易内窓を設置する

 

窓に断熱シートを貼る

もっとも手軽にできる対策が、窓に断熱シートを貼ることです。
窓に貼るだけで、窓からの冷気を防止することができる便利グッズです。
作業は簡単で、断熱シートを両面テープなどで固定し、余った箇所は切るだけで完成です。
10分ほどあればでき、お手頃な価格で購入できるためオススメです。
オールシーズンに対応できるのもメリットです。
いくつかの種類がありますが、部屋が暗くならないクリアタイプを選びましょう。

 

窓に気泡緩衝材(通称プチプチ)を貼る

お金をかけたくない場合には、窓に気泡緩衝材(通称プチプチ)を貼るのも有効です。
ネットでお買い物をすると、梱包材としてついてくることが多いので、タダでできますよね。
プチプチのふくらみが、断熱の機能を果たしてくれます。

こちらも断熱材と同様、簡単な作業です。
ただし、もし手元になく購入するようであれば、この方法ではなくきちんとした断熱材を購入することをおすすめします。
プチプチの厚みで、窓の開閉の邪魔にならないように取り付けましょう。

 

サッシにすきまテープを貼る

サッシからの隙間風も無視できません。これについても、あまりお金をかけずに断熱をしてくれる便利なアイテムがあります。
サッシにすきまテープを貼ることで、冷気を防いでくれますよ。

 

窓際に冷気ブロックパネルを置く

窓際に設置するだけで、外気を防いでくれるアイテムです。
値段もお手頃で、特に足元は冷えやすいため、非常に助かるアイテムです。
窓のサイズに合わせてカットするだけなので、簡単に対策できます。念のため、購入前にサイズを確認しましょう。

 

長めで厚手のカーテンにする

窓からの外気が室内に伝わるのを防止するには、長くて厚手のカーテンが有効です。
なお、カーテンレールのフックを一番下まで下げると、カーテンが床に近くなり冷気を防いでくれます。
この方法なら、新しく購入するなどの費用がかからず、すぐにできるのでおすすめです。
しかし現状のカーテンがもし薄いものであれば、厚手のものに変えることで断熱効果がアップしますので、検討する価値があるかもしれません。

 

カーテンボックスをかぶせる

カーテンの上部には、どうしても隙間ができてしまいます。
その隙間にカーテンボックスをかぶせることで、冷気が入ってくるのを防げます。
取り付けも簡単なので、厚手のカーテンと合わせると効率よく断熱が可能です。

 

カーテンの隙間をうめる

手間もお金もかけたくない。そんな方には、カーテンの隙間をうめることをオススメします。
両面テープもしくはマジックテープでカーテンの隙間をうめるだけで、部屋の温度が1度から2度変わります。

 

プラスチック製の簡易内窓を設置する

内窓は、断熱の効果が非常に優れています。
プラスチック製であれば、ホームセンターでセットを購入でき、自作することも可能です。
手間はかかりますが、隙間風をなんとかしたいという方にはオススメですよ。

 

それでも隙間風が気になる場合は?

さまざまな対策を説明しましたが、それでも隙間風が気になる場合、もしかしたら窓ガラスが少し割れている可能性があります。
そうであれば、上記の対策を施しても隙間風を防げず、窓の交換をしないと解決しません。

経年劣化や熱割れなど、気をつけていても避けられない場合もあります。
そしてわずかに割れているケースもあり、気づかない可能性も否定できません。
思い当たる方は、一度ガラス業者さんに相談すると良いでしょう。

 

まとめ

上にあげた対策を施すことで、隙間風の悩みはほぼ解決できます。
できる範囲でよいので、取り組んでいただくことを強くオススメします。
もしそれでも解決しない場合、ガラス自体に問題がある可能性があります。
一度ガラス業者さんに相談してみてはいかがですか?

 

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