防犯ガラスとは?
空き巣狙いの侵入方法で一番多いのは、実はガラス破りなんです。
なんと、一戸建て住宅の空き巣の侵入方法の約7割を占めています。 窓からの侵入を防ぐ為に効果的な方法は、「破るのに時間がかかり、割れた時に大きな音のする窓ガラス」にすることです。
そんな機能を持ったガラスが、「防犯ガラス」なんです。 防犯ガラスは、2枚のガラスの間に強靭で厚い膜(まく)や特殊な板をはさみこんでいます。 ドライバーによる「こじ破り」や、バールなどによる「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。
つまり防犯ガラスとは、犯罪を未然に防ぐ為の、高機能な性能を持ったガラスなのです。
普通のガラスとどこが違うの?
ひとことで言うと「壊れやすさ」が違います。どのくらい違うかは以下の動画をご覧下さい。
(タイトルをクリックするとウィンドウズメディアプレーヤーで再生します)
こじ破り
マイナスドライバーなどでガラスにヒビを入れ、 音を出さないように破壊する「こじ破り」で、ガラスの強度を比較します。
1. 普通のガラス
2. 網入りガラス
3. 防犯ガラス(セキュオ60)
打ち破り
バール等でガラスを破壊する「打ち破り」で、ガラスの強度を比較します。
1. 普通のガラス
2. 網入りガラス
3. 防犯ガラス(セキュオ60)
どんな種類があるの?
中間膜の厚みの違いがあります。30ミル=0.8mm、60ミル=1.5mm、 ポリカーボネート板1.2mm 中間膜が厚い方がより強いですが、価格は上がります。
防犯ガラスのバリエーションは透明・かすみ(型板)の二種類です。