窓のリフォームを考えている方へ|基礎知識とタイミング

現在使っている窓に、少しでも不満や不安を感じたことはありませんか?
もしそういうことがあったら、窓をリフォームする時期がきているかもしれません。
窓の不具合は、思いのほか生活に支障をきたします。

今回は、窓を交換するといかに快適な生活ができるのか、リフォームするタイミングはいつなのかを合わせて見ていきます。

 

今の家に不満や不安を感じる原因は窓だった?!

今住んでいる環境に不満や不安を感じているのは、窓が大きな原因かもしれません。
窓の不具合は、あなたが思っているより住みにくい環境を作り出しています。
解決するためには、窓の不具合でどういったデメリットがあるかを知る必要があります。

 

窓の不具合で起こるデメリット

窓の不具合で起こるデメリットは以下の通りです。

  • 窓際にいると寒い・熱い
  • 冷暖房の効きが悪い
  • 外の騒音が気になり眠れない
  • 結露ができる
  • 窓の開閉が大変
  • カギがかかりにくい
  • 空き巣に入られる可能性がある

現在の窓に不満や不安を感じている方は、上記のいずれかに思い当たることでしょう。
そしてあてはまる項目が多いほど、窓ガラスにヒビが入っていたり、割れていたりする可能性もあるのです。
これらのデメリットを解消するには、窓のリフォームをすることです。

 

窓のリフォームで得られるメリットとは?

窓のリフォームをすることで得られるメリットは、「快適な暮らし」が手に入ることです。
また現在は、昔に比べて窓の性能や品質が著しく向上しているため、より暮らしやすい環境を得ることができます。

 

窓のリフォームをする際に知っておくこと

窓のリフォームをする際に知っておくことは、リフォームをする目的をはっきりさせておくことです。
つまり現在、窓の不具合でどういったデメリットが起きているのかを知る、と言えます。
そしてデメリットから、解決策を導き出すことも重要となります。
先ほどのデメリットを、すべて解決するための対策を見ていきます。

 

断熱窓・内窓

窓際にいると寒い・熱い、冷暖房の効きが悪い、結露に困っている場合、窓の断熱性に問題があります。
解決するには、断熱窓に交換をすることをオススメします。

窓は、外気の影響を受けやすい場所です。
冬には家全体の58%の熱が逃げ、夏は73%の熱が窓から入ってくるとのデータがあります。
http://www.kensankyo.org/syoene/qanda/mado/a_9.html

窓から逃げる熱を抑えてくれる断熱窓は、高い保温効果があるため、冷暖房費の大幅な削減にもつながります。

結露を放っておくと、家の劣化が早くなってしまうだけでなく、カビやダニが繁殖し、健康を損ねることにもつながってしまうのです。
こちらも窓を交換することで室内と外気の温度差を抑え、結露を防げます。

また、内窓を入れると既存の窓との間に空気の層ができます。
そうすると外気の影響を抑えられるため、断熱性能が高まります。

 

防音タイプのガラス・内窓

外の騒音が気になり眠れないという方は、防音タイプのガラス・内窓にすることが非常に有効です。
推奨の音量レベルは、昼は45dB以下、夜は35dB以下が目安となります。

また人間がストレスを感じる騒音レベルは、60dB以上ですが、犬の鳴き声は90dBもあります。
通常のガラスは、20dBしか遮音できないので、やはり不快に感じてしまうわけです。

家の中でもっとも厚みが薄い箇所は窓であり、音のほとんどは窓から入ってきます。
そのため、表通りに面している部屋や寝室は、特にしっかりとした防音対策が必要です。
なお、こちらが発する音も外部に漏れにくいメリットもあるので、近所への配慮にもつながります。

防音タイプのガラス・内窓に交換すると、騒音を約-40dB下げることができますから、検討してみてはいかがですか?

 

防犯合わせガラス・二重窓

空き巣に入られる可能性があるといった不安がある方は、防犯合わせガラスにすることです。
空き巣が対象の家に侵入するのに5分以上かかると、7割近くが侵入をあきらめるというデータがあります。
https://www.ssaj.or.jp/hanzai_t/gr02.html

また二重窓にすることで、空き巣に侵入が困難だと思わせ、防犯性を高めることが可能になります。
「空き巣が嫌がる窓」にすることが、大きなポイントとなりそうですね。

 

窓をリフォームするタイミングはいつ?

結論から言いますと、窓としての役目をはたさず、日常的に支障がでてきたら交換時期です。
新築なら15年、中古住宅の場合は、前回のリフォームから10年を目安と考えましょう。

しかし上記はあくまで目安ですから、防犯、防音、断熱、結露などで悩み、交換の必要性を感じた場合は交換をするべきです。

 

窓のリフォームは個人でできるのか?

残念ながら窓のリフォームは、個人では困難です。リフォームは、深い知識と熟練した技術を必要とします。
不可能ではありませんが、リフォームをする前より状態が悪化する可能性が高くなります。

費用や期間が心配であれば、ガラス業者が親身になって相談にのってくれます。
無理して自分でやるよりも、理想的な窓に仕上げてくれますよ。

 

まとめ

窓のリフォームは、あなたが想像しているよりも快適な生活を得ることができます。
窓のせいで少しでも不満や不安を抱えているのでしたら、思い切ってガラス業者に一度ご相談することを検討してみてはいかがですか?

 

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