窓ガラスが割れた場合に保険はどこまで適用されるのか？ | 大阪のガラス修理専門店！ガラス屋.comコミコミ3300円～LINEで最短5分見積もり！

窓ガラスが割れてしまった場合、火災保険や地震保険でどこまで補償してくれるのか疑問に思ったことはありませんか？
保険は思っているより適用範囲が広くなっています。
有事の際、できれば保険で済ませたいところですよね。

今回は、さまざまな原因で窓ガラスを破損した場合、どこまで補償してくれるのかを説明します。
「わからない」その疑問にお答えします。

結論から言うと、賃貸、持ち家問わず、火災保険に加入しているのであれば、ほぼ適用されます。
しかし、どこまで適用されるのか？という疑問が残ります。下記では、火災保険が適用される事例をまとめました。

※各補償を付帯させていることが前提となります。ご注意ください。

台風・強風・突風、雪、雹（ひょう）によって窓ガラスが破損した場合、風災補償によって保険が適用されます。

盗難補償は、火災保険の中で特に利用されています。空き巣や泥棒によって窓ガラスが割られ、侵入したというケースです。

盗難補償では、盗難によって破損した窓ガラスやドアガラスにも保険が適用されていて、保険金を受取ることが可能です。
盗まれたものがないときでも、保険金を受け取れる場合があります。

不測かつ突発的な事故による破損・汚損とは以下のものです。

以上ですが、熱割れはあまり認識されていないため説明します。

特に冬場になると、知らない間に窓ガラスが割れていたというケースがあります。
これは熱割れという自然現象です。
日光があたっている箇所と、サッシや日陰部分の温度差によりヒビが入り、割れてしまう現象を指します。
以外と知られていませんが、この熱割れも火災保険の補償内容に含まれているのです。

外部からの飛来・衝突とは、次の通りです。

以上となりますが、２つ目の鳥が窓ガラスにぶつかった場合について説明します。

こちらはまれにある事例です。鳥は窓ガラスに映っている自身を、本物と勘違いして衝突してしまう場合があります。
そういった背景から「相手が鳥だから補償されないのではないか？」という疑問を持たれる方もいるかもしれません。
しかしこれは外部からの飛来・衝突の補償で保険金がおりる場合があります。

地震によって窓ガラスが割れてしまった場合、通常であれば火災保険では補償されません。
地震保険を付帯している火災保険に入っていれば、補償の対象となります。

日本は地震大国です。窓ガラスの補償を受けるには、あらかじめ地震保険に加入または、地震保険を付帯している火災保険に入っておくことも必要です。

このように、思っていたより補償範囲が広くて安心している方もいるかもしれませんが、注意しなければならないことが２つあります。

一般的には上記で説明した事項を付帯していれば補償されます。
念のため、保険の契約書には、「補償される場合」「補償されない場合」が記載されているので確認をしましょう。
それらに記載されていない場合、補償を受けられない可能性があるからです。

もし契約書を見ても判断がつかない場合、加入している保険会社に前もって問い合わせをしましょう。
またガラスが割れた原因によっては、警察の被害証明などが必要なときもあります。
書類の不備によって保険金の請求ができないことがないように、わからないことはしっかり聞いておくことです。

自身が設定した免責金額によっては、窓ガラスの補償をうけられない可能性があります。
免責金額は、自己負担をする金額を指します。
設定した免責金額が高いと保険料の軽減が可能ですが、免責金額内に修理費用がおさまっていると、保険で修理はできません。
こちらもよく確認しておきましょう。

窓ガラスの破損は各保険を適用することで補償の範囲が広い反面、補償内容の確認や書類の準備など、手間がかかる一面も否定できません。
時間が経ってしまうと、書類を揃えるのが困難になるケースもあります。

窓ガラスを割ってしまうと、大抵の場合迅速な交換が必要です。
少し視野を広げ、業者に相談することも検討してみてはいかがですか？

窓ガラスの破損は、守備範囲の広い各種保険でまかなえるケースが多いです。
しかし内容や対応の遅延によっては、補償されない可能性もあります。
それらを加味し、自分にとってベストな保険の選択をしましょう。