「ガラスを割ってしまった!」と焦りながら掃除して大きなケガを負ってしまうことも。
ガラスの扱いは危険もあり、割れたガラスの掃除には、正しい準備と掃除を行うことが必要です。
そして掃除をしたあとは、割れたガラスの交換をしなくてはなりません。
今回は、ガラス破片の掃除から交換まで迷うことがないようマニュアル化しました。
ガラス破片を掃除する時に用意するもの
割れたガラス破片をキレイに掃除するためには、しっかりした準備が欠かせません。
まずは、掃除するための道具を用意しましょう。必要なものは以下のとおりです。
- 軍手
- 新聞紙
- ビニール袋
- 掃除機
- 使い古しのストッキング
- 輪ゴム
- 雑巾(ぞうきん)
以上となります。使いかたは後に説明しますので、忘れずに用意しておきましょう。
割れたガラス破片を掃除する際の注意点
ガラスを割ってしまうことは、日常的にあることではないでしょう。
そのため焦ってしまい、冷静な判断ができません。
そういった状態で掃除をすると、大きなケガの原因となります。
掃除をする際に注意することは、次の3つを守ることで、ケガを防げます。
- 素手、素足で掃除をしない
- 初めから掃除機を使用しない
- 小さなお子さんがいる場合は、近づけさせない
素手、素足で掃除をしない
ガラスの破片は鋭いため、素手、素足のまま掃除をするとケガにつながります。
また床にも目に見えない破片が散らばっているので、誤って踏む可能性もあります。
ケガを防止するには、軍手、スリッパを着用してから掃除をしましょう。
始めから掃除機を使用しない
ガラス破片を片付けるために、始めから掃除機を使用するケースが見受けられますが、決してやってはいけません。
なぜなら、破片を直に吸い込むと掃除機のホースが破れ、本体が破損してしまうからです。
吸い込む際は、必ず用意したストッキングを使うことをオススメします。
取り付け方は、ホースの吸い込み口に使い古しのストッキングをかぶせ、輪ゴムで固定したら完成です。
小さなお子さんがいる場合、近づけさせない
小さなお子さんは、ガラス破片の危険性を理解することが困難です。
誤って触れてケガをさせないよう、違う部屋に移動させましょう。
ガラス破片の掃除方法
掃除の仕方は、以下3つのステップに沿って行います。
- 大きな破片の掃除
- 床に散らばった小さな破片の掃除
- 目に見えない破片の掃除
大きな破片の掃除
用意した軍手とスリッパを着用し、大きな破片を拾います。拾った破片は、古紙や新聞紙に包んでビニール袋に入れてください。
そのままビニール袋に入れると、ガラスの破片が突き出て非常に危険です。
床に散らばった小さな破片の掃除
大きな破片をかたづけたら、小さな破片の掃除です。
さきほど準備した、ホースにストッキングをかぶせた掃除機で破片を吸い取ります。
床の木目、タイルの目地にも小さな破片が入り込んでいるので、忘れずに掃除機をかけましょう。
ホースから破片が落ちるのを防ぐため、吸い取り終わってもスイッチは入れたままにします。
ビニール袋のうえまで持っていってから、スイッチを切りましょう。
なお、そのストッキングはビニール袋に入れます。
目に見えない破片の掃除
掃除機で吸い取っても、床には小さな破片が落ちています。取りこぼしのないよう、仕上げます。
用意した雑巾(ぞうきん)を濡らし、床を拭き掃除を行います。
その際、手を雑巾に押しつけて拭くとケガをする可能性があるので、手は軽くそえて拭きとりましょう。
ゴミの処分方法
ガラスの破片を含む、掃除の際に出たゴミはすべて、住んでいる地域のルールに沿って捨てる必要があります。
なお、燃えるゴミではありません。くれぐれも普通のゴミとして出すことがないよう、注意が必要です。
使ったストッキング、雑巾の再利用は危険ですから、掃除が終わり次第処分します。
そして回収したガラス破片と一緒にし、不燃物として出します。
回収する清掃員さんがケガをしないよう、ビニール袋にマジックで「ガラスにつき危険」と表示しておきましょう。
なおガラスの破片が大きい場合には、自治体に問い合わせて取りにきてもらうか、自分でゴミ処理場に持っていくことで処分が可能です。
掃除が終わったらガラス交換が必要
割れたガラスは、できる限り早めの交換が必要です。
しかしガラスの交換は、掃除よりも手間と技術が求められるため、自分で行うことはオススメできません。
安全面、防犯面においても、一刻も早い交換が求められます。
そのため、プロであるガラス業者へ依頼することも検討しましょう。
はじめから業者に依頼すると、掃除から交換までやってくれる
実はガラス業者さんに依頼をすると、掃除からガラス交換まで一括してやってくれます。
ガラス破片の掃除は慣れない作業のため、ケガのリスクがつきまといます。}
特に小さなお子さんがいる家庭や、年配の方だけの家庭はさらに危険がともないます。
二次災害を回避するためにも無理をせず業者を利用しましょう。
まとめ
ガラス破片の掃除と交換にはリスクが必ずあり、放置をするとその危険性は拡大します。
完全に防ぐには、業者さんに依頼することが重要ではないでしょうか。
一括して引き受けてくれるメリットははかりしれません。ぜひ、検討してみてはいかがですか?