窓ガラスに目隠し対策をする8つの方法

室内にいると、窓から丸見え。そのせいで、落ち着かないといったことはありませんか?
窓ガラスに目隠しをしたいと考えている方に、8つの方法をご紹介します。
窓自体を交換することや、窓ガラスに目隠しフイルムを貼ることに視点を当てています。
是非参考にしてみてください。

 

目隠し機能を持った窓ガラスに交換する

外からの視線が気になる場合、カーテンやロールスクリーン、シャッター、雨戸などを取り付ける対策があります。
しかし、これらを取り付けると閉めっぱなしにしなくてはならず、部屋が昼間でも暗くなってしまいます。
その問題を解決するのが、目隠し機能を持ったガラスに交換することです。

 

色付きLow-Eガラス

遮熱・断熱、結露防止や省エネ対策に大きな効果を発揮するLow-Eガラス。
色がついているものは、外部からの視線を遮る性能を持っています。
外側のガラス表面は鏡のようになっているので、外の景色を映します。
そのため、外から家の中が見えることはほぼありません。

しかし、夜間は効果がなくなるデメリットがあるので注意が必要です。
特に効果が高いのは、ブロンズやブルーのタイプですので、目隠しとしての性能を求められる方はこれらの色を選びましょう。

 

ブラインドガラス

ブラインドガラスとは、フロートガラスの表面にストライプ状にサンドブラストを行った後、フッ酸加工を施したものです。
きめの細かい乳白色で、正面から見ると視線をカットし、斜めから見ると向こう側がみえるなど、角度によって見え方が変わるガラスです。

 

ブラインド入複層ガラス

複層ガラスは、二枚のガラスとの間に空気を挟み込むことで、高い断熱性・遮熱性、結露防止の機能を持ったガラスです。
その複層ガラスに、ブラインドを組み込んだものを、ブラインド入複層ガラスと呼びます。
ブラインドの角度の調整をすることで、採光や外部からの視線をコントロールしつつ、断熱効果をさらに向上することが可能です。

 

カラーラミセーフ

カラーラミセーフとは、二枚のガラスとの間に柔軟かつ強力な特殊フイルムを挟み、加熱圧着したガラスを指します。
特殊フイルムには主に、乳白色かブラウンに着色したものが用いられています。

外からの視線を遮るだけでなく、割れた際の破片飛散防止や紫外線を90%以上カットするといった特徴も持っているガラスです。

 

ガラスにフイルムやステッカーを貼る

窓ガラスを交換するには予算がかかります。
なるべく予算をかけたくないと考えている場合、フイルムやステッカーを窓ガラスに貼ることです。
窓ガラスにカーテンやロールスクリーンを取り付けるのに比べ、1/3のコストで済むといったメリットがあります。
そして外部からの視線を遮るだけでなく、紫外線カット、割れた際の飛散防止性能も持っているので、非常にオススメです。

 

フロストタイプのガラスフイルム

フロストタイプのガラスフイルムを貼ることで、すりガラスや曇りガラスを入れたような状態を作れます。
像を歪ませることで太陽光を取りいれつつ、外部からの視線を遮ります。ただし、室内から外が見えないという難点があります。

 

ハーフミラーフイルム

ハーフミラーフイルムは、フイルムタイプのガラスフイルムのデメリットである、室内から外が見えないことを解消したフイルムです。
人の目が強い光を感知する習性を利用し、外部からは、鏡のように景色が映る特徴を持っています。
窓の機能を果たしながらも、目隠し効果を発揮する優れたフイルムです。

 

デザインタイプのフイルム

デザインタイプのフイルムは、おしゃれに装飾が施されたものを指します。
殺風景になりがちな窓ガラスに貼ることで、外部からの視線を遮るだけでなく、室内に明るく鮮やかな空間をもたらしてくれます。

 

グラデーションタイプのフイルム

グラデーションタイプのフイルムは、窓ガラスの一部を隠す目的で用いられます。
ちょうど目線の高さほどまで外部からの視線を遮ることができるため、外の様子を確認することが可能という利点がある、優れたフイルムです。

 

ガラス交換とフイルムを貼るそれぞれのメリット・デメリット

ガラス交換

ガラス交換をするメリットは、次の2つです。

  • 性能が高い
  • 長期間使える

ガラス自体を交換すると、外部からの視線をしっかりガードしてくれるうえ、長期間にわたって使うことが可能です。
逆にデメリットは、初期投資がかかることです。
しかし、半永久的につかえるため、長い目で見ればお得と言えるでしょう。

 

フイルム交換

フイルム交換のメリットは、安く済むことです。一方デメリットは、以下の2つです。

  • 手間がかかる
  • 定期的な交換が必要

自分で貼る場合、非常に手間がかかり、剥がれることもあるためその都度交換が必要です。
作業をガラス業者さんに依頼することで、手間を省くということは可能です。

 

まとめ

外部からの視線を遮る対策はさまざまであり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのため、これが正解というものはありません。予算や手間を考えたうえで決めることがもっとも重要となります。
どうしていいかわからない場合は、いっそのことガラス業者さんに相談することもおすすめです。

 

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