窓ガラスの台風対策に有効な6つの方法とは?

台風が来た時、窓ガラスが割れないかと心配に思ったことはありませんか?
台風は人間の力では避けられないものですが、しっかり対策をすることで、二次災害の危険性を減らすことはできます。
自分自身や大切な家族が大けがをしてしまってから、「対策をしておくべきだった!」と悔やむよりも、事前にできることをやっておくのは重要なことです。

そこで今回は、台風によって窓ガラスが割れる原因や、そのような状況から窓ガラスを守るための対策をご紹介していきます。
自分でできる対策から業者さんに依頼する本格的なものまで、6つ見ていきましょう。

 

台風で窓ガラスが割れる原因とは?

台風の風圧で窓ガラスが割れる?

台風における窓ガラスが割れる際の原因は、主に以下の2つがあげられます。

  • 台風の風圧でガラスが耐えられなくて割れる
  • 強風による飛来物が窓ガラスに当たって割れる

窓ガラスは、ある程度の風圧に耐えられるように設計されています。
そのため台風の風圧で窓ガラスが割れるのは、非常に稀なケースです。
つまり台風で窓ガラスが割れる原因の多くは、飛来物が当たって割れることであると言えます。

 

窓が割れるのは飛来物が原因だった

飛来物が窓ガラスにぶつかる被害がではじめるのは、平均風速20m/s以上からです。
この風速の近辺から、屋根瓦や屋根葺き材の飛散が見られます。
そして平均風速が35m/sを超えると、外装材が飛散し、さらに危険な状態になります。

※気象庁より抜粋http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.html

 

風で窓ガラスが割れた際の2つの危険性

ケガの危険性

台風による飛来物が窓ガラスにあたると、割れた破片を浴びてケガをする危険性があります。
ガラスの破片は非常に鋭利なため、風圧とあわさると、より危険度が増大します。
特に小さなお子さんがいる場合、致命傷を負う可能性も否定できません。

 

財産を失う危険性

窓ガラスが割れると、部屋は台風の影響をじかに受けることになります。
突風で重要な書類が飛ばされ、家財道具や家電製品が雨で使えなくなってしまうケースもあります。
これらの二次災害を防ぐには、窓ガラスが割れない対策をとることが重要です。

 

台風による飛来物から窓ガラスを守る方法|自分で行う

台風から窓ガラスを守る方法として、自分でおこなう方法と、ガラス業者さんに依頼する方法があります。

 

外にものを置かないこと

台風によって窓ガラスが割れる原因の多くは飛来物であるため、まずはものが飛ばない工夫をすることが前提です。
よって外にものを置かないことが重要となります。
庭やベランダを見ると、物干し竿、植木鉢、ゴミ箱など、風で飛ぶ可能性があるものが多いことに気づきます。

台風が来るとわかっている場合、前もって外にものを置かないようにしましょう。
できるかぎり室内に運び、無理なものはロープで固く固定しておきます。

 

窓ガラスに防犯フイルムを貼る

防犯フイルムは、空き巣の侵入を防ぐためのものです。
窓の内側から貼ることにより、外部からの衝撃により割れたガラスが、室内に入ることを防止してくれます。
ガラスの飛散を防ぐ効果もあるので、台風による飛来物や風からある程度耐えることも可能です。

防犯フイルムは、安価で手軽といった利点があります。
しかし効果が劣るため、万全の対策とは言えません。
あくまでも応急処置と考えたほうが良いでしょう。

 

窓にダンボールや板を貼る

台風が間近にせまっていて時間が無い場合、窓にダンボールや板を貼る方法もあります。
できたら窓の外側に貼ることが望ましいですが、それが難しいときは内側でもかまいません。
それだけでも、窓ガラスが割れた際に飛散を防ぐことができるからです。
ただしこの方法は緊急時の応急処置のため、大きな効果が望めないことは理解しておいてください。

 

台風による飛来物から窓ガラスを守る方法|業者さんに依頼

網入りガラスに交換する

網入りガラスは、金網が入っているガラスです。
たとえ割れてもガラスが飛び散ることがないため、二次災害を防ぐには非常に有効です。

 

強化ガラスに交換する

強化ガラスは、一般的なガラスに比べて、3倍から4倍の強度があります。
一般的なガラスは、割れると凶器にもなりえます。
一方強化ガラスは、万が一台風による飛来物で割れたとしても、粒状に砕けるため安全面において非常に有効です。

 

シャッターや雨戸を取り付ける

台風における家の弱点は、窓ガラスそのものです。
そのため、窓ガラスをむきだしにしないことが重要となります。

シャッターや雨戸は、台風による飛来物から窓ガラスを守ってくれる役目を持っています。
現在では、リモコンやスイッチでシャッターを開閉することができ、使い勝手が良く手間がかからない商品が多数あります。

 

シャッターや雨戸のデメリット

シャッターや雨戸は窓ガラスを守ってくれるほか、防犯性にも優れています。しかしそれが裏目になる場合もあります。

もし台風が来ない時にシャッターや雨戸を閉めていると、誰もいないと判断されて空き巣に家を狙われてしまうという可能性があります。
シャッターや雨戸を取り付ける際は、これらを考慮する必要があることを理解しましょう。

 

まとめ

台風において重要なことは、窓ガラスの強化と、割れた際の二次災害防止です。
業者さんに交換をしてもらうことで、これらを解消することが可能となります。
日本で生活している限り、台風の被害に遭う確率をゼロにすることはできません。
また、大きな台風が近づいてから対策を考えても、時間が無いことで万全の対策は難しいかもしれません。
何もない平常の時にこそ、先を見据えた対策を検討されることをおすすめします。

 

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